2017/06/12
写真は 水道配管コース2年生の卒業式(2017年6月30日)
ブータンにきて1年が経ちました。
ひとことで言うとあっという間の1年でした。
あっという間過ぎて、残りの1年で活動が予定どおり進められるか不安ですが。
任地の風景
想像以上に田舎な地域に配属先があり、どうしてこんなところに職業訓練校を作ったの??
と問いたくなるほど田舎で、生活が安定するまでは活動どころではなく生活するだけでいっぱいいっぱいでした。
任地に配属されてから、生活圏では食材がほとんど買えないことがわかり、配属当初は生徒たちの給食を分けてもらって過ごそうと鍋を持って通勤しましたが、辛すぎて食べられず2回で断念。
学校の給食のケワダッツィ(じゃがいもと唐辛子のチーズ出汁煮?)
2017年6月10日当時 唯一の野菜が買えるお店の野菜売り場
(この日は珍しくかぼちゃとスイカが店頭に並んでいました)
ということで、現在は借りている家の敷地の一部を時間かけて開墾し、畑を作りました。
最新の写真がないのと、どれだけ開墾したのかわからない写真でごめんなさい。
(7月7日現在任地を離れているためm(_ _)m)
田舎では近所付き合いも多く、食事に呼ばれることも多かったのですが、
これは嫌がらせか!?
と思うほどに辛い料理と大量のライスを食べさせられ
しかし、1年経った今では生徒の給食も、ある程度の辛い料理も食べられるようになり、気がつけばブータン人とおなじぽっこりお腹になってしまいまして。
先日の健診では強制送還は免れたものの、厳しい数値を突きつけられ、食事制限をせざるを得ない状況に陥っています。
任地に咲く桜(2017年3月30日撮影)
それはさておき、この1年を振り返るといいことも悪いこともそれなりにありましたが、総じて約40年の人生において大変に貴重な時間を過ごしていることは確かです。
ただ、この限られた時間を有意義にするのも無駄にするのも自分次第です。
日本では常に時間に追われて生活していた分、のんびりとしてしまうことも多く、反省点もあります。
ちょうど1年経った現在は夏季休暇のため、新学期が始まる来月からは初心を忘れず、少し気を引き締め、もっともっと有意義な時間を過ごしていきたいと思います。
活動内容の振り返りやその他の出来事は、また、別に記録したいと思います。
まずは、1年経ちまして、折り返し地点のふりかえりでした。