2017/06/12
今日からはJICAオフィスの研修ではなく、ブータン政府管轄のRIM(Royal Institute of Management)
での研修が始まりました。
ブータン国内で活動する私たち(外国人)は、必ずこの研修を受けなくてはならないとのこと。
今日は、まずブータン式の礼拝(儀式)から始まりました。
管轄のダショーも来られて、丁寧であたたかなスピーチを頂きました。
礼拝のあとは、ティーテイムが設けられ、ダショーとお話しをさせて頂きました。
その後、午前中はブータンの歴史と地理、ブータンのボランティア活動(精神)についての講義を受けました。
お昼は、ブータン料理を頂戴しました。
おそらく、私達を考慮して辛みを抑えてあり、とてもおいしかったです。
午後は、ブータン唯一の日刊紙を発行している、[KUENSEL」社を見学させて頂き、CEOからお話しを頂きました。
日刊紙のコストが26Nu(ニュルタム・40円弱)かかるのに、10Nu(16円弱)で卸し、赤字であること。
しかも、26Nuのコストには、人件費は入っておらず、赤字の補てんは、他のビジネス(印刷業)でカバーしているとのことでした。
インターネットでも新聞記事を無料で配信しているそうで、読み手としてはありがたいですが、少し考えさせられてしまいました。
ちなみに、記者さんやデザイナーさん、その他記事を書いたり編集したりする部署から印刷、インターネットの配信に至るまで、1つの敷地内ですべて行われていました。
↑ 現地語版 と 英語版 がでています。
↓ おみやげに、国王ファミリーの写真集を頂きました!!
次に、ブータンのTV局、「BBS」にお邪魔しました。
BBSは、日本でいうNHKにあたりますが、そんなに堅苦しくありません。ラジオ放送もしております。
こちらでも丁寧にいろんなところに案内して頂きました。
TV局は、かろうじて行ったことあるけど(笑) 生放送中の裏方さんルームに入れてくださったり、ラジオ局も、生放送中にもかかわらず、事前収録しているショートプログラムが流れている間に、中に入れてもらいました\(◎o◎)/!
ブータンのおもてなしは、本当に丁寧です。
楽しい研修の1日目が無事、終わりました!!